
三井昭商店は、長野市の安茂里(あもり)にある、昔ながらの商店。野菜、日用品、精肉、鮮魚などを扱っていて、中にはすごくお買い得なものも。
外観はこんな感じ。初めて行くと、ちょっと入りにくい感じがあるけれど、「ここの銀ダラの粕漬は超ウマいんだよ!有名なんだよ!」と友人に教えてもらってたので、勇気を出していざ。
お店の前にもこんな看板があり、このお店の目玉なんだなと伝わってくる。
引き戸を開けて「ごめんくださ~い」と入っていくと、奥から店番していた奥さんかな?出てきてくれた。
(同世代の友達に「ごめんくださいって!!笑」って突っ込まれたことがあるけれど、私のなかでは常用単語。)
うめ「銀ダラの粕漬ってありますか?」
奥さん「ありますよ~、もう2切れしか残ってないけど」
そう言って、案内してくれた。店内には野菜や日用品のほか、様々な魚の粕漬や、鶏もも肉の粕漬などもあり、心惹かれる・・・
うめこ「じゃあ1切れお願いします」
奥さん「はーい。今日できたばっかりだから、3~4日おいてからの方が美味しいからね。土曜日か日曜日に食べるのがいいよ~」
うめこ「そうなんですね、ありがとうございます!」
そんなやり取りをして、ルンルン気分でお店をあとに。週末のお楽しみが増えた。
お値段はちょっと高めの585円+税。どんな味なんだろう、早く週末にならないかなぁ~♪
そしてやってきた、週末日曜日。
粕を軽く取り除いて、フライパンで極弱火にて焼く。
見て、このぶ厚い銀ダラ様を。写真では伝わりにくいけれど、4cmくらいの厚み♡
気になるお味はというと・・・一口食べた瞬間、幸せが口いっぱいに広がった。
銀ダラの粕漬をいただくのは恐らく10年ぶりくらいだが、昔食べたものよりずっと上品な味。
こってりしすぎず、あっさりしすぎず、粕の旨みが十分に引き出されていました。ちょっと大人な味わいかも。
ほかほかの白いご飯と、この銀ダラがあれば、もうそれで世界が平和になるんじゃないかというくらいに美味しかった。是非、仲のいい友人や家族に食べさせたい。
さてこの銀ダラの粕漬、日によっては取り扱いがない日もあり、売り切れの日もあるそうなので、事前に電話で問い合わせするのがベターらしい。
また、三井昭商店があるあたりの道はとても狭く、車のすれ違いが所により困難のため、運転が苦手な方は注意が必要。駐車場は少し離れた場所に5台ほどあり。
銀ダラの粕漬はすぐに売り切れてしまうらしいが、近くを通りかかった際は、立ち寄ってみるのもいいかもしれない。
<三井昭商店>
TEL: 026-226-1980
住所:長野県長野市安茂里大門1272
営業時間:8:30~18:30ごろ