ついに、目がかゆくなって鼻がむずむずしてきました。
そう、スギの木たちの恋の季節、もとい、花粉症の季節の到来です。
例年だいたい春の足音が聞こえてきて嬉しいな、と思った矢先に花粉症の症状が現れるので、気分は上がったり下がったり。
あまりにも症状がつらいと、製薬会社の陰謀なんじゃないかと思っちゃいます。スギの植林には、実は製薬会社が一枚咬んでいた、なーんてね。別に陰謀論が好きなわけじゃないけど。
先日食べ物の話をしたときにも書いたのですが、私は自分の体をなるべく自然に近い状態に保ちたいので、薬はできるだけ飲みたくないんです。
自分の体に現れた症状には全部意味があるから、ちゃんと向き合わないといけない。薬はほとんど対処療法なので、症状が緩和されて体は楽になっても、根本的な解決ではないと考えています。
だから、風邪をひいたときも食べ物と休養で治そうとするし、花粉症も食べ物や生活の仕方で症状を軽減できるのではないかと、試行錯誤を繰り返しています。
そもそも子供の頃から花粉症もちだったせいか、薬を飲んでもあんまり効いてる気がしないんですよね。そこにお金を使うのはいかがなものかと。
では、色んな人やメディアから集めたあれやこれで試してみようと思うものをざっくり書いていきます。
- キムチ納豆・・・キムチの乳酸菌と納豆菌が相乗効果を発揮して腸内環境向上
- 生姜・・・ショウガオールが血行を良くして体を温めてくれる
- 玉ねぎ・・・ポリフェノールの一種ケルセチンに抗ヒスタミン効果あり
- バナナ・・・ビタミンB6がくしゃみに対して効果あるらしい。免疫力UPも
- 甘酒・・・麹菌が腸内環境を整えてくれる
- おなっとう(お米と米麹を発酵させた佐久の郷土料理)・・・同上
- 養命酒・・・一部の人には効果があるらしい。生薬が整腸と血行促進してくれる
- ヨーグルト・・・花粉と結びつくlgE抗体の活動を抑えてくれる
こうしてみると、腸内環境を整えたり、免疫力を高めたり、体を温めたりする食品が多い。むしろ、それがメイン。花粉症の症状が出始めると、日ごろからちゃんとしなさいよ、って言われている気がしてなりません。
体質もあるので、これらが本当に効くのかどうかは長いこと試してみないと分からないところ。本当は花粉の季節の前に導入して備えておかなければいけないのですが、やっぱり症状が出てからじゃないと動けないので困りますね。
今季はヨーグルトとキムチ納豆を1カ月ほど前から試しているけれど、果たして効果はあるのでしょうか。症状が出ないに越したことはないけれど、どの程度に収まるのか楽しみでもあります。
そもそも花粉症は、空気中に飛んでいる花粉を体が遺物だと判断して起こる免疫反応。本当は花粉は異物じゃないから排除しなくていいよって、体に教えてあげられれば一番いいのだけれど、そういうわけにはいかないので厄介。
メカニズムが科学的に解明されていて、医学も発達しているといわれるけれど、有効な根本的な治療法が見つかっていないなんて不思議な話だなと思う今日この頃です。