5日ほど前だったろうか。毎日バタバタしていて、曜日の感覚も日にちの感覚もなくなってきているのだが、朝日の力強さが私に夏を知らせてくれた。
ラジオからは連日のように高温注意報が出ているのを聞いていたが、山の上はそんなに暑くないので、全く実感がなかったのだった。
太陽の力強さと、その光に照らされた山々のしっかりとした緑色は、信じられないほどのエネルギーを持っているようだった。
その数日後から、ラジオが夏の高校野球を報じ、今日からは夏の巡回ラジオ体操が始まった。
また、下界の暑さをしのぐようにトンボたちが山で飛び始めた。ブヨはいつの間にかいなくなった。
せわしなく毎日が過ぎ、余裕など全く無いが、夏は全力で押し寄せている。
休みの目処はたたない。
今年は海に行けるだろうか。