先日のお話。
ついに、1ヶ月ぶりに下界におりてきました。
思えば上山したのが6月下旬。小屋開き、ヘリ荷揚げ、その他諸々、いろいろなことがあったわけですが、気づけば1ヶ月以上お風呂に入っていなかったわけです。
ドン引きしていただいて結構です。
うちの小屋、風呂ないんで。
大きい小屋なら従業員用のシャワーくらいあるらしいのですが、それもないんで(^_^;)
さて本題です。
1ヶ月お風呂に入らないとどうなるのか。
まずは山の上にいたときはどうしていたのか、というところからお話します。
水なんて浴びられないので、基本的に体は拭くだけ、頭は1回だけ外で洗面器に水をためて洗ったかな。
山の上では、幸いにしてそんなに汗をかくこともなく、体も毎日は拭いてませんでした。週に1、2回?
時間の余裕も、正直言ってなかったですし。
そんなことをしていると、痒いとか臭いとかはあまり無かったのですが、黒い服を何日か着たあとに裏返すと、肌に触れていたところに白い粉が少し…。
そして、少し指の腹で鎖骨の下とか皮膚をなぞっただけで、ポロポロと落ちてくるようになります。黒い何かが笑
ええ、まあ、そういうことです。
で、久々に入ったお風呂での話です。
小屋の主より、久っ々にお風呂に入った場合、垢を全部落とすと風邪をひくぞと言われていたので、どのくらい落とせばいいのか悩みつつも垢を落としたわけです。
1番よく垢が出たのはどこだと思います?
直下に正解を書いて恐縮ですが、足でした。くるぶしから下の部分、アキレス腱の周りと、足の甲、指周りでした。
一皮にとどまらず、三皮くらいむけた感じ。いや、五皮くらいかも。
とにかく、そっと撫でるだけで、無限に剥けるんじゃないかというくらい剥けました。
他のところも、濡らしただけのタオルで軽く撫でるだけで、出るわ出るわ、垢の棒。
いやーすごい。脱皮って、こんな気分なのかな。
どのくらい落ちるものなのか、本当はもっと垢落としたかったのですが、風邪引いたら大変なので程々でやめておきました。
それにしても、落ちた垢、仮に全部まとめて練り消しのようにお団子作ったら、最低でも新品のmonoの消しゴム(中)くらいにはなったでしょうね。
全部落としきったらmono(大)になったかもしれません。
お風呂、最高だぜ☆という気分になれればもっと気持ちよかったのかもしれませんが、余りに突然の休みで風呂に行けという司令が出たので、粛々と垢を落としてきたのでした。
そして、この時点では小屋の仕事が色々な面で大変すぎて心が限界だったので、風呂を楽しむ余裕も無かったのでした。
一時下山して、いろんな人に元気をもらって、今はもう何も怖くないのですが、その話はまた後日させてもらうことにします♪
ちなみに頭はですね、私の頭が汚れ過ぎなのか、お風呂に据え置きのシャンプーがいけないのかは分かりませんが、3回洗っても泡が立たなかったので、それ以上は洗うのをやめておきました。
それではまた後日。