【山小屋2018】こここれは、失恋ですか?

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やれやれ。
フラれてもいないのに、失恋したような気持ちになってしまった。
青春学園ドラマにありがちな、憧れの先輩と、仲良しの大好きな女の子が付き合っていることを知ってショックを受けるような感じ。
彼女から話を聞いたとき、あまりにもびっくりして、心臓が痛くて、しばらくどうしていいか分からなかったくらい。
その子はとても誠実で素直で、純粋な気持ちで私に教えてくれた。
でも、彼も彼女も私の気持ちは知らないので、ひとりで微妙な関係を抱えてしまった。
二人とも大好きな人だから、幸せになってくれたらとても嬉しい。
でも、「私の知らないところで勝手に幸せになってくれよ!」と少しだけ思ってしまったのもまた事実。
私もあの人のいちばん近くで暮らしてみたかったなぁ。
いいな、羨ましいな…

でもいいんだ。
だって憧れは、すごくすごく純粋な感情だから。
もしあの人に手が届いてしまったら、この純粋な心が消えてなくなってしまいそうだから。
これからもずっとずっとその背中を追いかけて、いつかはあの人に一人前と認められたい。
そのためなら努力できるし、頑張れることだってたくさんある。
ただ真っすぐに真っすぐに、追いかけるべき光。
それで、いいじゃない。

もし…もしも私を選んでくれたとしても、今のままでは大切にできないもの。
山小屋にいたら大変なことがあっても気づけないかもしれないし、辛いときにそばにいられないかもしれない。
冬になったら下界にはいられるけれど、雪とのやりとりに必死になって相手への気配りがちゃんとできない気がする。
情けないなぁ、ダサいなぁ、自分の都合のいいようにしか生きられないなんて。

「こういう仕事だと、なかなか付き合いづらいよね」と職場の先輩に言われたけれど、そうだなあと思う。
夏と秋は山小屋、冬は雪。
季節とともに仕事も住む場所も移り変わってゆく、渡り鳥のような暮らし。
この暮らしが大好きだからこれからも続けられたらいいけれど、自分が大切にしたいのは何かを分かっていないと、そのうちリカバリー不可能な失敗をするかもしれないなぁ。
大切にしたいもの、大切にすべきもの、できるもの、できないもの、何が大切なのだろう、何が…

    
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