【山小屋2018】友達ってありがたいね!

小屋に友人が遊びに来てくれるのは本当に嬉しい。はるばる下界からこんなヘンピなところまで、何時間もかけてきてくれるのだから。
少し前、夏も冬も山をフィールドに遊ぶ大切な友達が遊びに来てくれた。
ほとんど1年ぶりに会ったので話題が尽きることなく、最近どこへ出かけたとか、仲間たちの近況とか、他愛もないことを話したり、一緒にご飯を食べたり、近所の岩場で遊んだりしてあっという間に時間は過ぎた。
たまに小屋のスタッフや客人以外の人と話すのはとてもいい気分転換になるし、何より楽しい。バカ話もするけれど、下界の仲間たちの近況は心のどこかでいつも気になっているので、それを直接聞けるのはとても貴重な機会だ。
人間にとって、大切な人と面と向かって話をすること、たとえ話をしなくても同じ空間にいることは、とても大切なことらしい。

翌朝早く、友達はコースタイムで6時間ほど離れた山に登ってそのまま帰るというので、日の出を待たずに出発していった。
久々に太陽より早く起きて二人の背中を見送った。

どうしてだろう?
笑いの絶えない小屋で毎日楽しく暮らしていても、友達が帰っていくときはなんとなく涙が出そうになる。
こんなところまで訪ねてくれる人がいるというのは、なんとありがたいのだろう。
寂しさよりも、感謝の気持ちが勝る。

山の上にいると、いつでも好きなときに友達と会えない。
だからこそ、会えたときの喜びはひとしおだ。
距離は離れていても、いつも気にかけてくれている人がいる。機会を作って会いに来てくれる人がいる。
小屋番にならなかったら、私のことをこんなに思っていてくれる人がいることに気づかなかっただろう。
そして、誰かが気にかけてくれることがこんなにも暖かいことだとは知らずに過ごしていたと思う。

また誰かが遊びに来てくれないかなぁと思ったり、小屋閉め後にまた会えるのを楽しみにしたりしながら、残りのシーズンも健康に過ごしたい。