山小屋日誌

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【山小屋2019】小屋じめセンチメンタル

頭の中で「宇宙戦艦ヤマト」次回予告の音楽が鳴りやまない。「人類滅亡まで、あと三百と云々日」「小屋じめまで、あとx日」私にとって小屋じめは、人類滅亡に匹敵するくらいの重大事だ。 この山での暮らしを手放すときが今年もやって来た。 最近は毎晩お...
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山小屋には3時までに到着してくださいねって言うのもう嫌だけど言う

先日、冬の仕事の先輩が働いている小屋に遊びに行ってきた。そこは少し山深いところで、歩いて30分と、2〜3時間のところに隣の小屋がある立地。 先輩に「お前、おせぇよ!」って言われたらショックを受けちゃうので、無心で黙々と歩いて(寝坊したから...
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【山小屋2019】小屋番の休日

下界におりてきた。 あまりの暑さに蒸発しそう、みんな生きているだけでエライと思う。 今回はただ下界でやったことを淡々とつづりたい。 マイフレンドに「あんた下で何やってるの?」って言われたので、需要はないと思うけど小屋番がどんな休日を過ごし...
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【山小屋2019】スマホ、逝く

8月上旬、携帯電話の充電ができなくなった。何をやってもスマホが息を吹き返すことはなく、そのまま死んでしまった。下界ならすぐに新しい端末を買ってシムを入れ替えてアプリをダウンロードして諸々のデータを引き継いで、ということができるけれど、山小...
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【山小屋2019】秋が来た

8月最後の日、何日も降り続いていた雨がやんで晴れになった。 お兄さんが言った。 「風が秋だね」 景色の色は盛夏を過ぎ、天は高く、柔らかい陽がさしていた。 ついこの前まで強い日差しや遠くそびえる入道雲に夏を感じていたのに、山の季節が移り変わ...
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【山小屋2019】下界の誘惑

下界の夏は誘惑でいっぱいだ。 休暇あけの人が持ってきてくれる情報誌、テレビのCM、ラジオ、風のウワサ…誘惑が半端じゃない。特に破壊的な威力をもつものが、花火大会とプールだ。「あぁ、浴衣着て彼氏と花火行きたいなぁ」「あぁ、水着きてプールでキ...
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【山小屋2019】芽吹き

6月下旬から7月中旬の話。 ひと雨ごとに雪が溶け、稜線上には花が咲き始める。 雪がなくなって寂しい気持ちはあるけれど、高山植物がどんどん芽吹いて花を見せてくれると心が癒やされる。 お客様も、スキーヤーに代わって可...
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【山小屋2019】雪やこんこ

もうだいぶ前になるけれど、5月の連休は最終日。 空模様は晴れから雪に変わり、せっかく掘り出した窓や水タンクが一夜のうちに埋もれてしまった。歩きやすくなっていた登山道にも雪がつき、季節は束の間の冬となった。 小屋の中にこもりがちな私達にとっ...
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【山小屋2019】ヘリ一発目

入山から数日たったある晴れた日、1発目のヘリが無事に飛んだ。 小屋開け直後はコメ味噌醤油その他諸々の調味料と担ぎ上げた食材しかないので、ヘリが飛ぶということは食事が豊かになるということ。 ほっとひと息つける瞬間。 今回のヘリは2便で、食料...
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【山小屋2019】上山の日

待ちに待った小屋開けがせまる。 今年はちょうど小屋開け前日から同じ山域に行こうと友人が誘ってくれたので、近くのテン場で一泊してから小屋に向かうことにした。 朝、テン場に向かう道中でふとケータイを見たら、ボスからメールが来ていた。 「貴女、い...